別れた原因を知る
まず別れの原因を知ることから始めましょう。ケンカ別れの場合はもちろん、そうでない場合でも。別れの際、彼から言われたセリフはありますか?お前にはもっといいひとがいるよとか、忙しくてこれ以上かまってあげられなくなったから・・・とか。
そんな表面上の言葉をそのまま信用してはいけません。それは半分真実かもしれませんが、半分は嘘です。彼の優しさからくる嘘です。実は、別れることになった本当の原因というのがあります。
あなたに対して愛情が残っているなら、どんなに忙しくても連絡したり会う時間をつくったり、一緒に問題を解決しようとしてくれるものです。そうしないのは、何かしらの原因があなたにあります。
仕事が落ちついて時間がとれるようになったら元に戻れるはず!なんて考えは誤った認識です。彼があなたに愛情を感じなくなった、ただそれだけです。根本的にもっと原因があるんです。
彼にわがままを言い過ぎた
彼に「わがままを言い過ぎた。」これが原因で別れてしまったというケースはよく聞きます。では、わがままを言わなければ解決するんじゃ?と思いがちです。しかし、そうではありません。
ついつい彼にわがままを言ってしまうのは、愛情を感じたいからという心理的要因があります。もっと愛されたい、もっとわがままを聞いてくれるに値する人間だという欲求が隠れているんです。
女性は誰しも愛されたいという願望があります。自分に自信がない女性の場合は特にそうです。だから相手に愛情を求め、わがままを言ってしまうのです。人は誰しも完璧ではありません。人間だからこそ欠点や嫌な部分があるものです。
自分に自信がないからこそ、わがままを言うのは間違っていることではありません。ただし、ある程度わがままを言っても満足せずに度が過ぎてしまうと拒絶されます。ここに本当の原因があります。
単純にわがままを言わなければいいというわけではありません。あなたの心に原因があります。よりを戻したときに、わがままを聞いてくれた=愛されてるという感性がないとまた同じことで別れてしまいます。
プライベートに踏み込み過ぎた
男性の場合は自由でいることが好きです。何かしらの行動をするたびにメールなどで報告するのも嫌ですし、聞かれるのも嫌です。それを逐一いつもいつも問いただされると拒否反応をおこしたりします。
よくある別れの理由に「彼のプライベートに踏み込み過ぎた」というのがあります。昨日はどこに行ってたの?誰と?女友達?何人で?などとしつこく聞いたり、内緒でスマホを開けてメールやlineの履歴をチェックしたり。
あまりにも干渉しすぎて拒否反応された・・・。付き合っていなくても、誰しもここまでされると嫌です。じゃ、もう勝手にスマホ見ないから!また付き合える、復縁できるでしょ?と考えるのは間違いです。
そもそもなぜそんなに干渉するのか、自分の中にある原因を分析しましょう。彼のプライベートに踏み込み過ぎてしまう傾向があるのは、自分に自信のない女性、自分と釣り合っていないんじゃないかと思ってしまう女性に多いです。
自分よりもっと素敵な女性が現れて、いつ彼から別れを切り出されるか不安になって、ついつい何でも知ろうとしてしまうんです。その不安のもって行き方が間違っていたというのが本当の原因です。
カレと釣り合っていないと思ってしまっているなら、カレの相手にふさわしいと思える自分になりましょう。習い事や資格を取るための勉強など、ちょっとでもいいので自分に自信がもてる何かを身につける努力に不安エネルギーをぶつけるのだ正しい回答です。
尽くし過ぎた
よく何でも彼の為にやりたがる母性本能の強い女性がいます。料理や掃除・洗濯はもちろん、仕事の送り迎えや外出の準備まで。頼まれてもいないのに彼の身の回りの世話をすべてやってくれる女性です。
最初は彼の方も喜んでくれるでしょうが、すぐに自分で動かなくなります。女性の方は、「私はこんなにしているのに・・・!」と怒りをあらわにするかもしれません。でも、それは女性自身の行動が原因の一つなのです。
彼に尽くし過ぎたために彼は自分で動かなくなってしまったのです。こういったパターンでフラストレーションを貯めてる女性って割と多いものです。女性は男性に尽くすものという考えがあったり、元の性格が母親のような面倒見のよい性格なのです。
しかし、相手に尽くすだけでは2人のバランスが良くありません。徐々に男性は自分のことはすべて女性がやるべきものと思い込んでしまい、ワンマンな考えに陥ってしまいます。
そうならないためには、彼と一緒に作業するように心がけることです。料理をするときでも、ちょっと料理手伝ってもらえる?などど誘ってみて下さい。彼も一緒に巻き込むことで、あなたのありがたさが伝わりますし、より理解しあえる仲になります。
別れた原因が分からないとき
別れた原因が分からないときは、どうすればいいのでしょうか。もし原因が分からなければ、それが分かるまで、よりを戻すための行動をすることは止めて下さい。自分が思っていた原因とは違う場合もあるからです。
原因が全く違うところにあるのに元彼に接触してしまうと、「あ、コイツ全然変わってねーな」と思われてしまい、復縁の可能性がなくなってしまいます。冷却期間をあけて準備をしようにも、違った方向で頑張ってしまうことになりますし、時間や努力が無駄になってしまうことになります。
まずは別れた原因を知ることから始めてください。あなた自身の中に心当たりはありませんか?心あたりがあればよいのですが、もし心当たりがないのなら、まず最初にそれを確認する作業が優先です。
彼と別れる際に、「○○だから別れよう」とか、はっきり理由を言ってくれていれば分りやすいのですが、必ずしもそんな別れ方をしているわけではないですよね。かと言って今さら別れた理由を聞いてみるのも気まずいですよね。
そんなときは仲の良い男友達を使いましょう。普段、男性も同じ男同士で恋愛話をしています。女性の前では表立って話をしたりしないかもしれませんが、男同士の会話だと恋愛話をしていることは割とあります。
よく居酒屋などで男同士で飲んだりしながら、そんな話をしています。あらかじめ仲の良い男友達にお願いして、別れた原因を聞いてもらって下さい。男性は別れるとき、直接相手に本当の理由を言わないことがあります。
誰しもできるだけ穏便に別れようとしたいですし、相手を傷つけまいとする男性の最後の優しさといものもあります。そして別れた後でも、他の女性の前では本音で話せないこともあります。しかし男同士では違います。
一緒に酒を飲みながら、付き合っていた頃の愚痴や不満、別れるに至ったいきさつなんかも、本音でぶっちゃけ話ができるんです。なので、まずは元カレと仲のよさそうな男友達に別れの理由を聞いてもらえるように頼んでみて下さい。
男性の生活スタイル
男性と女性で仕事や恋愛に対する考え方に違いがあります。働いている男性は、仕事中心の生活スタイルになります。その中で恋愛にかけられる時間を計算し、買い物やデートは必ず仕事がない休みの日を選んだりします。
仕事が忙しくなくて余裕のあるときには、恋愛にも時間をかけられます。逆に仕事が忙しいと、恋愛がそっちのけになります。仕事をしないと生活できませんので、忙しい時に男性はあまり連絡をしなくなります。
一方、女性は仕事よりも恋愛や趣味、家族・友人関係を中心に生活しています。一部のキャリア志向の女性は仕事中心の生活をしていますが、大半は仕事よりも恋愛や趣味、家族・友人関係が中心の生活を送っています。
なので、どんなに忙しくてもメールや電話一本よこさない彼を理解することがなかなかできません。自分に関心がなくなった、好きじゃなくなった、他に好きな人ができた・・・と思いがちなんですよね。
かまってほしくて頻繁に連絡するようになりますが、忙しい彼はなかなか返事をくれません。こんな状態が長く続き、しまいには直接、「私のことが好きじゃなくなったの?」「別れたいの?」などと自分から自爆してしまいます。
実際に、別れのパターンで多いのは、忙しくて相手にされなくなった場合です。時期も決まっていて仕事の忙しい年末12月や年度末の3月など、職種にもよりますが彼の仕事が多忙な時期に別れは発生しやすいのです。
別れの原因を分析する
ここまで読んできた中で、別れた原因が分かったのであれば、次にまた付き合ったときに同じ原因で別れないよう克服してください。ここでは、それでも別れに心当たりがないという方のために、別れの原因の分析方法を解説していきます。下記の質問にあなたはどれだけ答えられますか?
・以前から別れ話はしていましたか?
・別れの予感はありましたか?
・別れる際、どのように別れましたか?
・いつ、どこで、どんな風に別れ話になりましたか?
・別れを切り出したのはあなたですか、彼の方ですか?
・別れることに納得していますか?
・別れたくないと言いましたか?
・付き合ってから別れるまで変わらなかったことと、変わってしまったことはありますか?
いまいちぼんやりしていた別れの原因が、なんとなくでもはっきりしてきましたか?別れの際のやりとりは、その人の内面がモロに表面にでます。そして、別れ方によって復縁できる可能性も変わってきます。
別れの際に彼はどんな言葉で、どんな態度でしたか?それによって今後また付き合うべきなのかどうかも、きちんと整理しましょう。本当にあなたにとってふさわしい男性なのかゆっくり考えてみて下さい。
中には、別れるべくして別れてしまったカップルもいます。こんな男性とは復縁しない方が良いというケースもありますので、落ち着いてからゆっくり自分の内面と彼のことを見つめなおしてみて下さいね。